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経営羅針盤

文明興隆と崩壊のサイクル

新年あけましておめでとうございます。

2006年の干支は、丙戌(ひのえ・いぬ)です。「丙」は、一と入と冂(囲いを表す)との合わせ字で、一は陽気を示し、陽気が囲いの中に入 るとは、陰気が起こって、陽気が衰える兆しを表します。「戌」は茂と同義で、草木が茂る中に陽気(一)を内蔵することを示します。枝葉 が茂って日当たりが悪くなるので、過剰なものを除いて明るくする必要性が出てくるのです。

つまり丙戌の年は、活力のかげりの兆しもみられるので、無駄を省いて風通しを良くすることが重要になってくる年となるのです。

さてここで、もう少し大きな視点、21世紀は、日本、アジアにとってどんな時代なのかを考えたいと思い、以前に読んだ本を引っ張り出 し、読み返して見ました。

著者の村山氏は、文明の全歴史と社会秩序の全歴史をあらゆる角度から研究して発見された、驚くべき諸法則を解き明かされたのです。 詳細は「文明の研究-歴史の法則と未来予測」(村山節著・光村推古書院)をお読みください。

結論として、大文明は、1サイクル1600年で 文明の成立>>拡大>>開花>>全盛>>衰亡 のプロセスをたどっており、東の文明(メソポタミ ア文明、インド文明、中国文明、日本文明等)と西の文明(エジプト文明、エーゲ海文明、ギリシャ文明、ローマ文明、ヨーロッパ文明等)に 大別した場合、紀元前4400年から現代までの6400年に東の文明と西の文明が800年間隔で、交互に興隆と崩壊を起こしているのです。

著者によると、21世紀は丁度文明のクロスポイント(入れ替わり)にあたり、ルネッサンス以降のヨーロッパ文明が落日の時期に入り、 アジアでは、日本から中国、極東全般、インド、中近東に至るまで新しい文明の太陽が昇り、その文明は約800年続くのです。確かに、最 近の中国、インドの発展を観ると、頷ける気もしてきます。

さて、東の文明の日本は、21世紀以降の人類文明に対して、何を創造し、貢献していけば良いのか? 日本人の優れた感性の中で、いか に創造し、実現していくかが、問われる時代に入ってきたのではないでしょうか?

新年を迎え、是非、一緒に考えてみましょう!

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