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アイビーズ・アイ

人生脚本

アイビーでは、コミュニケーション能力向上のための公開研修も多く取り扱っております。数年程前は、「コミュニケーション」という と、興味のある人のための自己啓発スキルという認識が高かったように感じますが、最近では一般事務、技術者、会社管理職等、ビジネス ニーズで参加される方が多くなってきました。

この動きを受け、この紙面で、私が研修を通じて見聞き体験した出来事を書き綴って、皆様のお役に立てば良いと思っております。

今回はTAの理論の1つである「人生脚本」について書きたいと思います。

先日、ドラマチックステージ代表の平井秀典氏の講演「ハッピーエンドのつくり方」を聴講しました。平井氏は、演劇出身で、自身の 体験から確立したドラチックマーケティングの実践者として、講演、執筆活動で活躍されています。書籍も多いので是非ご参考ください。

その中で、会社のシナリオの話がありました。20世紀のマーケティング用語である「戦略」「戦術」「戦闘力」は21世紀には通用し ない。今後はお客様のラストシーンを演出する「シナリオ(脚本)」「プロデュース(演出)」「パフォーマンス(演技力)」で考えよ うという提案でした。

このシナリオのタイトルはきっと「経営理念」や「ビジョン」に通じるものだと思います。言葉の違いだけかもしれませんが、顧客価 値創造ビジネスの全社のイメージを統一するためにも、彼の提案はとても素晴らしいなあと感じました。

彼の提案するシナリオは、会社が意欲的につくりあげる脚本ですが、その他にも既に無意識的に持っている脚本があります。それが TAでいう人生脚本(スクリプト)です。企業の脚本では、社長や、部門のリーダーの人生脚本が大きく影響しているケースが多いようです。

TAの人生脚本とは、幼少期に作られた無意識の人生計画です。人は、この脚本に沿って、自分の環境を整え、人生を選択していくとい う理論です。セミナーの中では自分の脚本に「タイトル」をつけて考えていきます。

無意識で演じているだけに、厄介で、すぐに自分の脚本の全てを確かめることはできないかもしれませんが、意識していると、突然 「これって私の脚本?」という出来事に遭遇したりします。

研修中の雑談で、ある部長が「会社がトラブル続きで今大変なんです・・。暇な時は暇なんですけどね・・よくあるんですよ。」と いう話をしておられました。そこですかさず「それって、貴方の部署の脚本では??」という話題になりました。話を進めた結果、「部署 はお祭り好きの人が多い」、「仕事を解決出来た時はとても充実している」等、脚本から得られる報酬をいろいろと見つけだすことができ ました。

脚本の結末が自分の望むものでなければもちろん書き換えは可能です。ただ、報酬も多いので、そのまま実行も可能。選択は皆様の手中 にあります。できれば、「ハッピーエンド」の脚本を演じたいものです。

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